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ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ ハイテク海洋動物学への招待

光文社新書 315

出版社名 光文社
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-334-03416-0
4-334-03416-0
税込価格 924円
頁数・縦 299P 18cm

商品内容

文学賞情報

2008年 第24回 講談社科学出版賞(旧・講談社出版文化賞・科学出版賞)受賞

要旨

ペンギン、アザラシ、ウミガメなどの水生動物は、海の中でどのように活動しているのだろうか?その生態は、直接観察できないため謎が多かった。だが、今や日本発のハイテク機器「データロガー」を動物に直接取り付けることによって、本来の生息環境下で、己の生存をかけてきびきびと動き回る動物たちの姿が解明されつつある。この分野では、教科書を書き換えるような新発見が相次いでおり、「バイオロギングサイエンス」という新しい学問が誕生した。いま、生物研究のフロンティアは水の中にある。

目次

1章 カメが定温動物でトリが変温動物?
2章 浮かび上がるペンギンと落ちていくアザラシ
3章 研究を支えるハイテクとローテク
4章 アザラシは何のために潜るのか?
5章 ペンギンの潜水行動を左右するもの
6章 ペンギンはなぜ一列になって歩くのか?
7章 教科書のウソとホント

おすすめコメント

初めて水中の世界が見えてきた。ペンギン、アザラシ、ウミガメなどの水生動物は、海の中でどのように活動しているのだろうか?その生態は、直接観察できないため謎が多かった。だが、今や日本発のハイテク機器「データロガー」を動物に直接取り付けることによって、本来の生息環境下で、己の生存をかけてきびきびと動き回る動物たちの姿が解明されつつある。この分野では、教科書を書き換えるような新発見が相次いでおり、「バイオロギングサイエンス」という新しい学問が誕生した。いま、生物研究のフロンティアは水の中にある。

著者紹介

佐藤 克文 (サトウ カツフミ)  
1967年神奈川県生まれ。東京大学海洋研究所国際沿岸海洋研究センター准教授。京都大学大学院農学研究科博士後期課程水産学専攻修了。農学博士(京都大学)。日本学術振興会特別研究員、国立極地研究所研究系・助手などを経て2004年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)