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高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院

光文社新書 322

出版社名 光文社
出版年月 2007年10月
ISBNコード 978-4-334-03423-8
4-334-03423-3
税込価格 770円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

非常勤講師とコンビニのバイトで月収15万円。正規雇用の可能性ほぼゼロ。

目次

第1章 高学歴ワーキングプアの生産工程
第2章 なぜか帳尻が合った学生数
第3章 なぜ博士はコンビニ店員になったのか
第4章 大学とそこで働くセンセの実態
第5章 どうする?ノラ博士
第6章 行くべきか、行かざるべきか、大学院
第7章 学校法人に期待すること

おすすめコメント

非常勤講師とコンビニのバイトで月収15万円。正規雇用の可能性ほぼゼロ。大学院重点化というのは、文科省と東大法学部が知恵を出し合って練りに練った、成長後退期においてなおパイを失わんと執念を燃やす“既得権維持”のための秘策だったのである。折しも、九〇年代半ばからの若年労働市場の縮小と重なるという運もあった。就職難で行き場を失った若者を、大学院に釣り上げることなどたやすいことであった。若者への逆風も、ここでは追い風として吹くこととなった。成長後退期に入った社会が、我が身を守るために斬り捨てた若者たちを、これ幸いとすくい上げ、今度はその背中に「よっこらしょ」とおぶさったのが、大学市場を支配する者たちだった。

著者紹介

水月 昭道 (ミズキ ショウドウ)  
1967年福岡県生まれ。龍谷大学中退後、バイク便ライダーとなる。仕事で各地を転々とするなか、建築に興味がわく。97年、長崎総合科学大学工学部建築学科卒業。2004年、九州大学大学院博士課程修了。人間環境学博士。専門は、環境心理学・環境行動論。子どもの発達を支える地域・社会環境のデザインが中心テーマ。06年、得度(浄土真宗本願寺派)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構研究員および、同志社大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)