平成幸福論ノート 変容する社会と「安定志向の罠」
光文社新書 508
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2011年3月 |
ISBNコード |
978-4-334-03611-9
(4-334-03611-2) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 230P 18cm |
商品内容
要旨 |
近年、日本を含め世界各国では幸福感の見直しが進められている。国内では内閣府が新成長戦略の一環として「幸福度に関する研究会」を発足させた。また、海外ではGNH(国民総幸福度)をはじめとした経済指標に代わる幸福度策定への関心が高まりを見せている。反面、日本では格差や貧困などに起因する「不幸」をめぐる議論も盛んになってきている。だが、「孤独死」に代表される孤立化への不安と、国際社会における日本の存在感低下への懸念が奇妙な相似形を描いているように見えるのはなぜか―。ミクロとマクロの観点から、現在の日本社会が抱える問題点を整理し、来る時代の「幸福のあり方」を探る。 |
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目次 |
第1章 日本の「幸福論」の迷走(「箱庭王国日本」の繁栄と崩壊 |