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ただ坐る 生きる自信が湧く一日15分坐禅

光文社新書 589

出版社名 光文社
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-334-03692-8
4-334-03692-9
税込価格 902円
頁数・縦 273P 18cm

商品内容

要旨

多くの悩みやストレスを抱える現代人は、常に思考を巡らせていて“頭でっかち”になっています。正解を追い求めることをやめ、坐禅という「考えない時間」をつくることで、一日の内容は確実に違い、そして人生そのものも変わってきます。異なる文化圏出身の禅僧だからこそ見える、仏教の真の意義を改めて確認し、今日から坐禅の旅へいざ出発。

目次

第1章 坐禅との出会い
第2章 なぜ今、坐禅を?
第3章 まず、頑張りすぎないこと
第4章 環境をととのえる
第5章 坐禅に向かう態度
第6章 坐禅に必要なもの:座布団、衣服
第7章 調身―身体をととのえる
第8章 調息―呼吸をととのえる
第9章 調心―心をととのえる
第10章 禅と実生活
付録「坐禅儀」

出版社・メーカーコメント

仏教国であり、禅の国である日本に住んでいるにもかかわらず、私たちは、仏教そして禅のことをよく知らない。せっかく身近にあるのに、それに触れないで生きるなんて何ともったいないことか! と著者は言う。一見、無宗教で、信じるものを持たない日本人には“生活の軸”というものがない。生活の軸があれば、私たちの日常にはもっと張りが出てきて、仕事や勉学、趣味も充実する。その軸には坐禅が最適、しかも1日15分で十分! 日本人より禅をよく理解するドイツ人住職の著者が、禅のやり方を心構えから優しく説いてくれる、最善の導き書。

著者紹介

ネルケ無方 (ネルケムホウ)   N¨olke Muho
1968年ドイツ・ベルリン生まれ。16歳で出会った坐禅に衝撃を受け、逆境に陥りながらもひたすら仏教の道を進む。’93年、兵庫県の日本海側の山中にある安泰寺で出家。京都や福井の禅寺での修行や、大阪城公園ではホームレスをしながら一般人向けに“辻説法”を行うなど苦行の日々を送る。2002年、師匠の突然の訃報を受け、急遽、安泰寺住職になり現在に至る。安泰寺は檀家を持たず、自給自足の生活を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)