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残念な警察官 内部の視点で読み解く組織の失敗学

光文社新書 807

出版社名 光文社
出版年月 2016年3月
ISBNコード 978-4-334-03910-3
4-334-03910-3
税込価格 836円
頁数・縦 248P 18cm

商品内容

要旨

深刻な警察不祥事はなぜ起きるのか。一部の不適格者がいるだけ?それとも組織そのものに問題がある?元警察官僚の作家が読み解く、日本警察史に名を残した「四大不祥事」。単なる批判や擁護ではない分析から見えてくるものは何か?誰も語れなかった日本警察論。

目次

序章 警察不祥事の読み方
第1章 桶川事件―警察署が機能不全に陥るとき
第2章 神奈川事件―本部長独裁の下で
第3章 新潟事件―社会と市民からの遊離
第4章 石橋事件―共感力と想像力の欠如
終章 市民の視点、警察の視点

おすすめコメント

元警察官僚で、警察大学校の主任教授を務め、現在小説家の著者が、警察内部の視点から警察不祥事を解説する。

著者紹介

古野 まほろ (フルノ マホロ)  
東京大学法学部卒。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la S´ecurit´e」専攻修士課程修了、仏内務省から免状「Dipl^ome de Commissaire」授与。なお学位授与機構より学士(文学)。警察庁1種警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。現場指揮官・官僚両面の捜査・実務経験のほか、その法学書は学会・法曹からも評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)