消えゆく沖縄 移住生活20年の光と影
光文社新書 850
出版社名 | 光文社 |
---|---|
出版年月 | 2016年11月 |
ISBNコード |
978-4-334-03953-0
(4-334-03953-7) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 207P 18cm |
商品内容
要旨 |
「大阪生まれの沖縄人二世」である著者は、一九九六年、沖縄の那覇に移住する。同年は「沖縄ブーム」の走りの頃にあたり、その後、NHKの連続テレビ小説『ちゅらさん』の影響もあって、二〇〇〇〜〇五年頃をピークに、沖縄は「有史以来」といわれる空前のブームを巻き起こした。一方、その裏側では、九五年に起きた米兵による少女暴行事件をきっかけに、日米地位協定の見直しを含めて反基地運動が高まりをみせる。そして九六年、普天間基地の返還が発表され、辺野古移設へと基地問題が動いていく。この二十年の間に、沖縄で何が起きたのか―。「沖縄ブーム」「沖縄問題」と軌を一にし、変質していく文化や風土などに触れ続けてきた著者が、“遺言”として「中期決算的な自分の心情と素顔の沖縄」を綴る。 |
---|---|
目次 |
プロローグ―一九九六年の沖縄、二〇一六年の沖縄 |
おすすめコメント
沖縄に移住して20年という節目の年を迎えた、作家で沖縄大学客員教授の著者が「中期決算的な自分の心情と素顔の沖縄を描く」1冊。