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「宇宙の音楽」を聴く 指揮者の思考法

光文社新書 1100

出版社名 光文社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-334-04506-7
4-334-04506-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 400P 18cm

商品内容

要旨

音楽の殿堂・カーネギーホールの舞台から大学院の二浪まで、大統領との会見から興行詐欺被害まで―。20歳を過ぎて音楽家への道を選び、ニューヨークで戦ってきた指揮者が、自らの経験をもとに激しく変化する時代を生きるためのヒントを綴る。

目次

大いなる宇宙は奏でる
第1部(言葉は神とともに
思考するは我にあり)
第2部(近代世界をおおう光
光の影にひそむもの)
第3部(“自分”は存在しない
「宇宙の音楽」を聴く)

出版社・メーカーコメント

現代人の私たちが「音楽」という場合、「音楽とは耳で聴く作品である」という音楽への態度が根底にある。しかし、古代人は違った。彼らは、今の我々にとっての音楽を超えた非常に広い範囲を、「音楽」もしくは「音楽の力」として捉えていたのだ。音楽という人類にとっての強力なツール」を用いて現代人が「よりよく生きる」ためには何が大切かを説く壮大な一冊。

著者紹介

伊藤 玲阿奈 (イトウ レオナ)  
1979年、福岡県生まれ。指揮者。ジョージ・ワシントン大学国際関係学部を卒業するも、音楽家になることを決意。ジュリアード音楽院とマネス音楽院の夜間課程にて学び、アーロン・コープランド音楽院で修士号を取得。2008年、ニューヨークにてプロデビュー。以後、カーネギーホールなど世界各地で指揮しつつ、政府や国際組織との音楽イベントもプロデュース。’14年、「アメリカ賞」(プロオーケストラ指揮部門)を日本人初の受賞。武蔵野学院大学スペシャル・アカデミック・フェロー。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)