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お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで

光文社新書 1128

出版社名 光文社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-334-04535-7
4-334-04535-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 291P 18cm

商品内容

要旨

「売れた」芸人たちの栄枯盛衰の物語。「世代」で読みとくもう一つの戦後史。

目次

第1章 第一世代―いかりや長介と欽ちゃんが「テレビ芸」を作った
第2章 第二世代―「団塊世代」のたけし、「シラケ世代」のさんま
第3章 第三世代―「新人類」としてのとんねるず、ダウンタウン
第4章 第四世代・第五世代―スター不在の群雄割拠時代
第5章 第六世代―テレビへの憧れと挫折
第6章 第七世代―デジタルネイティブ世代が新時代を作る

出版社・メーカーコメント

第一世代以降、芸人が「売れる」とは「テレビにたくさん出る」ということを意味するようになった。戦後の芸人の歴史を振り返るうえでは、彼らがテレビとどうかかわってきたか、ということを考えざるを得ない。第一世代と呼ばれる芸人たちは、テレビという新しいメディアに適応することで、一時代を築いた。その後、各世代の芸人たちが、テレビという戦場で火花を散らし、領土争いに明け暮れた。そして、第七世代の時代に入ると、テレビの影響力は下がり、テレビだけにこだわらないという芸人も増えてきた。本書ではこのような芸人とテレビの関係性の変化に注目しながら、世代論を組み立てていくことにする。      (「はじめに」より)

著者紹介

ラリー遠田 (ラリートオダ)  
1979年生まれ。東京大学文学部卒業。専攻は哲学。テレビ番組制作会社勤務を経て、お笑い評論家に。テレビ・お笑いに関する取材、執筆、イベント主催など、多岐にわたる活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)