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「廃炉」という幻想 福島第一原発、本当の物語

光文社新書 1181

出版社名 光文社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-334-04589-0
4-334-04589-8
税込価格 1,210円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

不可能に近い「デブリ取り出し」増え続ける処理水、行く先のない“事故炉”の廃棄物…etc.目をそらし続けるのはもう限界だ!10年以上、1F事故の収束を取材し続けてきた記者が明かす「誰も触れない真実」

目次

第1章 廃炉の「現実」
第2章 先送りされた「処理水」問題
第3章 廃炉30〜40年は「イメージ戦略」
第4章 1Fは「新たな地震・津波」に耐えられるか
第5章 致命的な「核物質セキュリティ違反」
第6章 破綻した「賠償スキーム」
第7章 指定廃棄物という「落とし子」
終章 「真実の開示」と議論が必要だ

著者紹介

吉野 実 (ヨシノ ミノル)  
1964年、東京都生まれ。中央大学卒業後、新聞社二社での勤務を経て、99年、在京テレビ局に転職。社会部、ソウル支局、経済部などで勤務。環太平洋パートナーシップ(TPP)協定取材のため経済産業省担当になったとたんに2011年3月11日の福島第一原発事故に遭遇し、以来、同事故の収束などを取材している。新聞記者時代はゼネコン汚職事件などの経済事件やオウム真理教事件も担当。事件・事故に遭遇しやすい体質(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)