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創作者の体感世界 南方熊楠から米津玄師まで

光文社新書 1295

出版社名 光文社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-334-10222-7
4-334-10222-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 350P 18cm

商品内容

要旨

文学や芸術作品には、一般的な身体感覚から遊離した表現が多く見られる。それらを読み解く鍵は、発達障害に通じる特性が握っていた?「天才」とされる創作者の仕事に触発されて、発達障害と診断された著者の経験するさまざまな「感」が立ち現れていく。かつてなく「当事者」が増えたこの時代に、「わからない」「理解できない」と否定されるものを捉え直す。南方熊楠/与謝野晶子/宮沢賢治/小津安二郎/岡本太郎/石牟礼道子/オノ・ヨーコ/大江健三郎/萩尾望都/高橋留美子/庵野秀明/蜷川実花/新海誠/村田沙耶香/最果タヒ/米津玄師ら16人の天才の力を借りて「障害」の意味を肯定的に読み替える「当事者批評」実践の書。

目次

水中世界感―そもそも発達障害とは何か
博覧強記感―南方熊楠(一八六七〜一九四一年)
そこまで言うか感―与謝野晶子(一八七八〜一九四二年)
ひとつの青い照明感―宮沢賢治(一八九六〜一九三三年)
トウフ屋感―小津安二郎(一九〇三〜一九六三年)
芸術爆発感―岡本太郎(一九一一〜一九九六年)
他者インストール感―石牟礼道子(一九二七〜二〇一八年)
金切り声感―オノ・ヨーコ(一九三三年〜)
コッテリ感―大江健三郎(一九三五〜二〇二三年)
水晶感―萩尾望都(一九四九年〜)
わちゃわちゃ感―高橋留美子(一九五七年〜)
人類補完計画感―庵野秀明(一九六〇年〜)
日常剥離感―蜷川実花(一九七二年〜)
空想上のリア充感―新海誠(一九七三年〜)
ツッコミ待ち感―村田沙耶香(一九七九年〜)
UFO感―最果タヒ(一九八六年〜)
春色の白昼夢感―米津玄師(一九九一年〜)

著者紹介

横道 誠 (ヨコミチ マコト)  
1979年生まれ。大阪市出身。文学博士(京都大学)。現在、京都府立大学文学部准教授。専門は文学・当事者研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)