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春のたましい 神祓いの記

出版社名 光文社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-334-10258-6
4-334-10258-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 250P 19cm

商品内容

要旨

祭りをやらないと、この村はなくなります!―信じない人々をどう説得する!?感染症の大流行や、地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えた。これまで地域の祭りで鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだしたため異変が頻発する。このような事態に対処するために組織されていた祭祀保安協会の九重十一とアシスタントの八多岬―怪しさ満点の二人が、異変を解決しようと、荒ぶる神々を鎮め、処分していく。人々に忘れられた神をあるべき姿に戻すこと―あなたを正しく祀らせてください。

出版社・メーカーコメント

大流行した感染症や地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えてきた。これまでは、祭りによって鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだす。この事態に対処するために組織された「祭祀保安協会」の、九重十一とアシスタントの八多岬、怪しさ満点のこの二人組が不思議な出来事を鎮め、荒ぶる神々を処分していく。東北を舞台に描き出す、連作ファンタジック・ミステリー。

著者紹介

黒木 あるじ (クロキ アルジ)  
1976年、青森県生まれ。東北芸術工科大学卒業。2009年「おまもり」で第7回ビーケーワン怪談大賞・佳作を受賞。同年「ささやき」で第1回『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞、’10年『怪談実話震』でデビュー。実話怪談の分野で活躍し、多大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)