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ゴッホは星空に何を見たか

光文社新書 1337

出版社名 光文社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-334-10475-7
4-334-10475-4
税込価格 1,166円
頁数・縦 184P 18cm

商品内容

要旨

オランダ生まれのフィンセント・ファン・ゴッホ(1853‐1890)。フランスのポール・ゴーギャンやポール・セザンヌらとともに、ポスト印象派を代表する画家である。ゴッホといえば、“ひまわり”や“自画像”などが有名だ。しかし、他にも顕著な特徴を持つ作品を彼の絵に見出すことができる。それは、“星月夜”“夜のカフェテラス”“ローヌ川の星月夜”などに代表される星空が描かれた絵である。ゴッホは星空に何を見たのか?ゴッホはどんな星空が好きだったのか?本書では、天文学者が「ゴッホは星空に何を見たのか」に着目し、ゴッホの絵に隠された謎を多角的に検証し、その奥深さに迫る。

目次

第1章 夜のカフェテラス
第2章 ローヌ川の星月夜
第3章 星月夜
第4章 糸杉と星の見える道
第5章 ウジェーヌ・ボックの肖像
第6章 ゴッホが見た夜空と星の色

出版社・メーカーコメント

ゴッホはゴーギャンやセザンヌらと共に、ポスト印象派を代表するオランダの画家である。ゴッホと言えば、《ひまわり》や《自画像》など、独特の強いタッチが有名だが、もう一つ、顕著な特徴を彼の絵に見出すことができる。それは、《夜のカフェテラス》《星月夜》などに代表される星空が描かれた絵である。本天文学者が「ゴッホは星空に何を見たのか」に着目し、ゴッホの絵に隠された謎を多角的に検証し、その奥深さに迫る。

著者紹介

谷口 義明 (タニグチ ヨシアキ)  
1954年北海道生まれ。東北大学理学部卒業。同大学院理学研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学東京天文台助手などを経て、放送大学特任教授。専門は銀河天文学、観測的宇宙論。すばる望遠鏡を用いた深宇宙探査で128億光年彼方にある銀河を発見、当時の世界記録を樹立。ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラム「宇宙進化サーベイ」では宇宙のダークマター(暗黒物質)の3次元地図を作成し、ダークマターによる銀河形成論を初めて観測的に立証した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)