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日本の呪い 「闇の心性」が生み出す文化とは

光文社文庫

出版社名 光文社
出版年月 1995年8月
ISBNコード 978-4-334-72098-8
4-334-72098-6
税込価格 545円
頁数・縦 261P 16cm

商品内容

要旨

日本の歴史・文化は『呪い』によって作り出された―。桓武天皇は呪いを逃れて遷都し、武田信玄と上杉謙信は強烈な呪術で対決した。明治天皇の初仕事は、七百年以上も崇り続けた崇徳天皇の怨霊(死者の呪い)を鎮めることだった…。歴史に暗躍した『呪い』のシステムを明らかにし、世紀末に生きる私たちの存在を問い直す。鬼才の名著、ついに文庫化。

目次

プロローグ なぜ、いま「呪い」なのか
1 蘇る「呪い」の世界
2 なぜ、人は「呪い」を恐れるのか
3 どのように呪うのか
4 「呪い」を祓うシステムとは
エピローグ 「人を呪わば穴ふたつ」