• 本

カール・マルクス

光文社文庫 よ13−1

出版社名 光文社
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-334-74042-9
4-334-74042-1
税込価格 524円
頁数・縦 223P 16cm

商品内容

要旨

かつて混迷の政治の季節、虚飾にまみれたマルクスを救出するべく、その人物と思想の核心を根柢から浮き彫りにした吉本隆明。その営為は、敗戦体験を出発点に掘り下げられた思考の行程のひとつの達成を意味した。そして今、迷走する21世紀の“現在”、日本史上最大の思想家の手になる世界史上最大の思想家の実像が、再び立ち上がる。待望の文庫化。

目次

カール・マルクス(マルクス紀行
マルクス伝
マルクス年譜ノート
ある感想)
カール・マルクス小影
ラムボオ若しくはカール・マルクスの方法に就いての諸註

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
詩人・思想家。1924年、東京・月島生まれ。東京工業大学卒。詩集『固有時との対話』『転位のための十篇』などで詩人として出発する一方、文学者の戦争責任論で論壇に登場。以降、言語論、思想論など人間の全幻想領域への原理的、歴史的な解明に向かう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)