• 本

ありふれた魔法

光文社文庫 も11−2

出版社名 光文社
出版年月 2008年10月
ISBNコード 978-4-334-74484-7
4-334-74484-2
税込価格 748円
頁数・縦 351P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • もうひとつの「夜の果てまで」です

    著者の名作「夜の果てまで」を思い出しながら読みました。好きになってはいけない人を好きになるのは、自分の意志では制御できない、まるで魔法にかかったようなものかもしれません。それを不倫と表現してしまえば、確かにありふれているでしょう。でも、この魔法は切ない魔法です、結末はどうであれ。抑制のきいた文体だからこそ引き込まれてしまうのかもしれません。(茂木か)

    (2008年10月19日)

商品内容

要旨

城南銀行五反田支店の次長・秋野智之は、部下の森村茜が担当する顧客に謝罪するため、顧客の別荘がある箱根に茜とともに向かう。その帰り、ふとしたきっかけで涙を見せた茜に、智之は胸がつまるような息苦しさを覚える。次第にお互いの距離が近づいていく二人だが…。妻子ある銀行員を主人公に、リアリズムの名手が描く、心を深く打つ恋とその人生の行方…。

著者紹介

盛田 隆二 (モリタ リュウジ)  
1954年東京生まれ。’85年「夜よりも長い夢」で、「早稲田文学」新人賞入選。「ぴあ」の編集者を経て、’96年より作家専業。恋愛小説を中心に男女の切ない思いを描き、リアリズムの名手として評価は高い。批評家の絶賛を受けた『湾岸ラプソディ』(角川書店より文庫化に際し、『夜の果てまで』と改題)はベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)