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イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ

光文社古典新訳文庫 KAト3−1

出版社名 光文社
出版年月 2006年10月
ISBNコード 978-4-334-75109-8
4-334-75109-1
税込価格 770円
頁数・縦 364P 16cm

商品内容

要旨

19世紀ロシアの一裁判官が、「死」と向かい合う過程で味わう心理的葛藤を鋭く描いた「イワン・イリイチの死」。社会的地位のある地主貴族の主人公が、嫉妬がもとで妻を刺し殺す―。作者の性と愛をめぐる長い葛藤が反映された「クロイツェル・ソナタ」。トルストイの後期中編2作品。

著者紹介

トルストイ,レフ・ニコラエヴィチ (トルストイ,レフニコラエヴィチ)   Толстой,Л.Н.
1828‐1910。ロシアの小説家。19世紀を代表する作家の一人。無政府主義的な社会活動家の側面をもち、徹底した反権力的な思索と行動、反ヨーロッパ的な非暴力主義は、インドのガンジー、日本の白樺派などにも影響を及ぼしている。活動は文学・政治を超えた宗教の世界にも及び、1901年に受けたロシア正教会破門の措置は、今に至るまで取り消されていない
望月 哲男 (モチズキ テツオ)  
1951年生まれ。北海道大学教授。ロシア文化・文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)