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ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの

光文社古典新訳文庫 KBフ1−3

出版社名 光文社
出版年月 2011年2月
ISBNコード 978-4-334-75224-8
4-334-75224-1
税込価格 1,078円
頁数・縦 340P 16cm

商品内容

要旨

『カラマーゾフの兄弟』の父親殺しをテーマに、ドストエフスキーの性格と作品を分析した論文と、ホフマンの「砂男」の分析を中心に考察をすすめる「不気味なもの」。みずからの理論を発展させ、鋭い精神分析的考察で文学を読み解き、以降の文学論に大きな影響を与えた重要論文6編。

目次

小箱選びのモチーフ(一九一三年)
精神分析の作業で確認された二、三の性格類型(一九一六年)
『詩と真実』における幼年時代の記憶について(一九一七年)
不気味なもの(一九一九年)
ユーモア(一九二七年)
ドストエフスキーと父親殺し(一九二八年)

著者紹介

フロイト,ジークムント (フロイト,ジークムント)   Freud,Sigmund
1856‐1939。東欧のモラビアにユダヤ商人の長男として生まれる。幼くしてウィーンに移住。開業医として神経症の治療から始め、人間の心にある無意識や幼児の性欲などを発見、精神分析の理論を構築した。1938年、ナチスの迫害を逃れ、ロンドンに亡命。’39年、癌のため死去
中山 元 (ナカヤマ ゲン)  
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)