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サロメ

光文社古典新訳文庫 KAワ1−2

出版社名 光文社
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-334-75248-4
4-334-75248-9
税込価格 858円
頁数・縦 225P 16cm

商品内容

要旨

妖しい月光の下、継父ヘロデ王の御前で艶やかに舞ってみせた王女サロメが褒美に求めたものは、囚われの美しき預言者ヨカナーンの首だった―少女の無垢で残酷な激情と悲劇的結末を鮮烈に描いた傑作が、作家・平野啓一郎の新訳で甦る。宮本亜門による舞台化原作。

著者紹介

ワイルド,オスカー (ワイルド,オスカー)   Wilde,Oscar
1854‐1900。アイルランド出身の作家・劇作家。外科医で著述業の父と、作家である母との間に次男として生まれる。自身の唱える芸術至上主義を身をもって実践し、ロンドン社交界で脚光を浴びる。29歳で結婚。話題作を次々と発表し時代の寵児となるが、同性愛の罪で逮捕・投獄される。出獄後フランスに渡るも、3年後の1900年、パリにて客死
平野 啓一郎 (ヒラノ ケイイチロウ)  
1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。小説家。1999年、在学中に『日蝕』で第120回芥川賞を受賞。以後も『葬送』、『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『ドーン』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)などの意欲作を発表。各国で翻訳紹介されている。エッセイ、評論などの分野でも活躍。『サロメ』が初の翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)