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デーミアン

光文社古典新訳文庫 KAヘ3−2

出版社名 光文社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-334-75355-9
4-334-75355-8
税込価格 792円
頁数・縦 297P 16cm

商品内容

要旨

些細な嘘をついたために不良に強請られていたエーミール。だが転校してきたデーミアンと仲良くなるや、不良は近づきもしなくなる。デーミアンの謎めいた人柄と思想に影響されたエーミールは、やがて真の自己を求めて深く苦悩するようになる。少年の魂の遍歴と成長を見事に描いた傑作。

おすすめコメント

少年の魂の成長の軌跡を赤裸々に描き、当初は偽名で出版されたヘッセの異色作。

著者紹介

ヘッセ,ヘルマン (ヘッセ,ヘルマン)   Hesse,Hermann
1877‐1962。ドイツの作家。両親はキリスト教伝道者。神学校に進むが学校生活になじめず、神経を病み退学。その後も高校を退学、3日で書店を退職するなど挫折を繰り返す。しかし独学で勉強し、27歳で出した初めての小説『ペーター・カーメンツィント』で成功を収め、有名作家となる。1946年ノーベル文学賞受賞。1962年脳内出血のため自宅で睡眠中に死去
酒寄 進一 (サカヨリ シンイチ)  
1958年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。『犯罪』(シーラッハ)で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)