みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ
光文社古典新訳文庫 KAシ9−1
| 出版社名 | 光文社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2020年5月 |
| ISBNコード |
978-4-334-75424-2
(4-334-75424-4) |
| 税込価格 | 924円 |
| 頁数・縦 | 245P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
将来結婚するものと考えていた幼なじみとの初恋とその後日を回想する「みずうみ」。継母と前妻の娘との心の揺れを描く「三色すみれ」。旅芸人一座との出会いと別れ、そして大人になって思いがけず再会する「人形使いのポーレ」。若き日の甘く切ない経験を繊細な心理描写で綴った傑作3篇。 |
|---|



おすすめコメント
近所の幼なじみだったラインハルトとエリーザベト。将来結婚するものと考えていた二人だが、ラインハルトが町の学校に行ってしまい、しばらく離れているあいだにエリーザベトはラインハルトの友人でもあるエーリヒと結婚してしまう。そしてエーリヒに招かれて故郷に戻ったのだが……。青春文学の傑作(石坂洋二郎『青い山脈』のタイトルの元となったという噂も)として長く親しまれてきた表題作のほか、「三色すみれ」「人形使いのポーレ」を収録。甘く切ない、そして苦い経験での繊細な心理を描いたシュトルムの代表作。