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フロイト、性と愛について語る

光文社古典新訳文庫 KBフ1−6

出版社名 光文社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-334-75447-1
4-334-75447-3
税込価格 1,144円
頁数・縦 328P 16cm

商品内容

要旨

フロイトは、愛する他者をどのように選ぶかについて、「対象選択」という視点で考察し、ある女性の同性愛者の「心的なメカニズム」を、リビドー、エディプス・コンプレックスから解き明かす。そして性愛と抑圧的な社会との関係を批判的に考察する。性と愛に関する7つの論文を収録。

目次

男性における対象選択の特殊な類型について―「愛情生活の心理学」への寄与(1)(1910年)
性愛生活が多くの人によって貶められることについて―「愛情生活の心理学」への寄与(2)(1912年)
処女性のタブー―「愛情生活の心理学」への寄与(3)(1918年)
ある女性の同性愛の事例の心的な成因について(1920年)
エディプス・コンプレックスの崩壊(1924年)
解剖学的な性差の心的な帰結(1925年)
「文化的な」性道徳と現代人の神経質症(1908年)

著者紹介

フロイト,ジークムント (フロイト,ジークムント)   Freud,Sigmund
1856‐1939。東欧のモラビアにユダヤ商人の長男として生まれる。幼くしてウィーンに移住。開業医として神経症の治療から始め、人間の心にある無意識や幼児の性欲などを発見、精神分析の理論を構築した。1938年、ナチスの迫害を逃れ、ロンドンに亡命。’39年、癌のため死去
中山 元 (ナカヤマ ゲン)  
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)