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フロイト、無意識について語る

光文社古典新訳文庫 KBフ1−7

出版社名 光文社
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-334-75453-2
4-334-75453-8
税込価格 1,210円
頁数・縦 398P 16cm

商品内容

要旨

「無意識について」を中心に、個人の無意識についての理論の変遷をたどる5つの論文と、集団における個人を超えた無意識の働きについて、社会哲学的かつ文明論的な観点から分析し、後期の『モーセと一神教』などにつながる広い視野を切り開いた『集団心理学と自我分析』を収録。

目次

第1部(心的な出来事の二つの原則の定式(一九一一年)
精神分析における無意識の概念についての論考(一九一二年)
想起、反復、徹底操作(一九一四年)
抑圧(一九一五年)
無意識について(一九一五年))
第2部(『集団心理学と自我分析』(一九二一年))

著者紹介

フロイト,ジークムント (フロイト,ジークムント)   Freud,Sigmund
1856‐1939。東欧のモラビアにユダヤ商人の長男として生まれる。幼くしてウィーンに移住。開業医として神経症の治療から始め、人間の心にある無意識や幼児の性欲などを発見、精神分析の理論を構築した。1938年、ナチスの迫害を逃れ、ロンドンに亡命。’39年、癌のため死去
中山 元 (ナカヤマ ゲン)  
1949年生まれ。哲学者、翻訳家。主著、『思考のトポス』ほか、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)