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イタリア紀行 上

光文社古典新訳文庫 KAケ3−1

出版社名 光文社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-334-75454-9
4-334-75454-6
税込価格 1,782円
頁数・縦 695P 16cm
シリーズ名 イタリア紀行

商品内容

要旨

ヴァイマール公国での公務を放り出し、長年の憧れであるイタリアへ旅立ったゲーテ37歳。旺盛な好奇心と鋭い観察眼で、ヴェネツィアからローマ、ナポリ、シチリアなどをめぐり、美術や自然、人びとの生活について書き留めた。芸術家としての新たな生まれ変わりをもたらした旅の記録。

目次

カールスバートからブレンナー峠まで
ブレンナー峠からヴェローナまで
ヴェローナからヴェネツィアまで
ヴェネツィア
フェラーラからローマへ
ローマ
ナポリ
シチリア
回想から
ナポリ ヘルダーに宛てて

著者紹介

ゲーテ,ヨハン・ヴォルフガング・フォン (ゲーテ,ヨハンヴォルフガングフォン)   Goethe,Johann Wolfgang von
1749‐1832。ドイツの詩人・作家。フランクフルト生まれ。25歳で書いた小説『若きヴェルターの悩み』が大ベストセラーとなり、世界的な反響を呼ぶ。27歳でヴァイマール公国の官僚として宮廷に入る。この頃、7歳年上のシュタイン夫人と親しくなり、長い友情・恋愛関係が始まる。文学だけでなく、地質学、鉱物学、植物学など自然科学にも関心をもち研究を重ねる。1786年9月から’88年6月までイタリア旅行。戯曲、詩集、小説ほかの創作活動にはげみ、晩年は死の直前まで、20代から書きはじめた『ファウスト』の第2部完成に精力を注いだ。1832年ヴァイマールで死去
鈴木 芳子 (スズキ ヨシコ)  
1987年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。翻訳家・ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)