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ロコモーション

光文社文庫 あ53−2

出版社名 光文社
出版年月 2012年1月
ISBNコード 978-4-334-76360-2
4-334-76360-X
税込価格 545円
頁数・縦 239P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ラスト10ページ強で辿り着く結末は妙に納得でき、心が落ち着く。たとえ他の2つを選んでいたとしても温かいその後が容易に想像できる。読者を知らず知らずのうちに作品世界に惹き付け何ともいえない読後感をもたらす。小説の結末が人生の終わりではない「始まりの終わり」の物語。朝倉かすみは普通なら漢字を使用する文字をあえて平仮名にしているふしがある。それらを感じる度に私はかのじょに戻ってきたと強く思う。

    (2012年1月19日)

商品内容

要旨

小さなまちで、男の目を引くからだを持て余しつつ大人になった地味な性格のアカリ。静かな生活を送りたくて大きなまちに引っ越し、美容関係の仕事を見つけた。しかし、親友、奇妙な客、奇妙な彼氏との交流が彼女の心の殻を壊していく―。読む者の心をからめとる、あやうくて繊細でどこか気になる一人の女性の物語。『田村はまだか』に続く珠玉の一冊がついに文庫化。

著者紹介

朝倉 かすみ (アサクラ カスミ)  
1960年北海道生まれ。2003年、「コマドリさんのこと」で第三七回北海道新聞文学賞、’04年、「肝、焼ける」で第七二回小説現代新人賞受賞。’09年に『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)