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天網恢々 お噺奉行清談控

光文社文庫 は26−4

出版社名 光文社
出版年月 2014年10月
ISBNコード 978-4-334-76821-8
4-334-76821-0
税込価格 616円
頁数・縦 263P 16cm

商品内容

要旨

江戸南町奉行・根岸肥前守鎮衛。通称、耳九郎のところには、今日も奇怪な話がやってくる。ある日、老掏摸の河童の平六が、北町奉行所同心とともにやってきた。足を洗いたいという平六にはある相談事があった―(「河童の平六」)。善良な庶民に情け深く、悪には厳しい人情奉行・根岸鎮衛が江戸の理不尽を爽快に裁く!江戸弁の小気味よさが響きわたる傑作時代小説。

出版社・メーカーコメント

豪放磊落で人気者、当代切っての出頭人、地獄耳の九郎左衛門、通称「耳九郎」こと根岸鎮衛の大笑いが今日も江戸の町に響く。

著者紹介

林 望 (ハヤシ ノゾム)  
1949年東京生まれ。作家・国文学者。慶応義塾大学文学部・同大学大学院博士課程修了。元東京芸術大学助教授。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞、『謹訳 源氏物語』(全十巻)で毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)