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二重生活 長編推理小説

光文社文庫 お19-11

出版社名 光文社
出版年月 2016年1月
ISBNコード 978-4-334-77227-7
4-334-77227-7
税込価格 660円
頁数・縦 332P 16cm

商品内容

要旨

看護学校の苦学生として看護婦を目指す「わたし」は、自分を支援してくれる“足長おじさん”に想いを抱き始める。しかし、男の語っていたすべてが嘘で、妻との「二重生活」だったとわかり、男と周りの人間への復讐を誓う―。折原一、新津きよみの作家夫婦が初めて共作した記念すべき作品。折原のホラー、新津のサスペンスと二つの要素が凝縮された傑作が待望の復刻。

おすすめコメント

重婚をテーマに男女の息づまる駆け引きを描く多重心理ミステリー。「おしどり作家夫婦」最初で最後の合作ミステリー。

著者紹介

折原 一 (オリハラ イチ)  
1951年埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒。’88年、『五つの棺』でデビュー。同年、『倒錯のロンド』で江戸川乱歩賞候補に。’95年、『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)受賞
新津 きよみ (ニイツ キヨミ)  
長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行代理店勤務などを経て、1988年に作家デビュー。女性ならではの視点で描く巧妙な心理サスペンスや、日常に根ざした質の高いホラーに定評があり、短編も数多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)