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まつりのあと

光文社文庫 は34-3

出版社名 光文社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-334-77331-1
4-334-77331-1
税込価格 616円
頁数・縦 268P 16cm

商品内容

要旨

妹の結婚式のため平安神宮にやって来た野島高志は、二十年前に婚約破棄をした早希のことを思い浮かべた。以来、会うこともなかったが、ふと近況が気にかかり、今も京都に暮らす早希の妹・真希を訪ねる。そこで彼は思いも寄らぬ真実を知り…。(「戻り橋」)恋や情念が盛り上がった後に漂うそこはかとない寂寞感。欲望の向こう側に広がる儚い人間模様が描き込まれた連作短編集。

おすすめコメント

平安神宮での結婚式をめぐる6編の連作小説。華やかな結婚式の後に待つ余韻を、気鋭の官能作家が描く。

著者紹介

花房 観音 (ハナブサ カンノン)  
京都女子大学中退。2010年「花祀り」で、第1回団鬼六大賞を受賞し、デビュー。映画会社、旅行会社などを経て、現在もバスガイドを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)