• 本

揺らぐ街

光文社文庫 く13−4

出版社名 光文社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-334-77814-9
4-334-77814-3
税込価格 880円
頁数・縦 386P 16cm

商品内容

要旨

東北に甚大なる被害をもたらした地震は、東京をも揺るがした。震災をきっかけに小説が書けなくなった桜城葵、被災地出身の作家で、いまは筆を折っている武山洋嗣。二人の担当編集者である山下亜依子は仙河海市を訪れた。葵の取材に同行するとともに、武山を探し出し、震災と向き合った作品を書かせるために―。それぞれの思いが込められ、作品が紡ぎ出される。

おすすめコメント

東日本大震災を見つめ、描き続ける著者による仙河海シリーズ6作目。

著者紹介

熊谷 達也 (クマガイ タツヤ)  
1958年宮城県仙台市生まれ。東京電機大学理工学部数理学科卒業。中学校教員、保険代理店業を経て、’97年『ウエンカムイの爪』で第10回小説すばる新人賞を受賞して作家デビュー。2000年『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞受賞。’04年『邂逅の森』で第17回山本周五郎賞、第131回直木賞を史上初のダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)