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乳房とサルトル 関係者以外立ち読み禁止

知恵の森文庫 tか1-1

出版社名 光文社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-334-78496-6
4-334-78496-8
税込価格 681円
頁数・縦 261P 16cm

商品内容

要旨

「聖母マリア」画像の胸の大きさの変化でわかる「乳房」の社会史、中国宦官の愛憎渦巻く知られざる宮廷秘話、サルトル著『嘔吐』の主人公がマロニエの木の根っこを見て嘔吐した気持ちがわかるという昨今の若者の心情とは?過去を振り返り、今を知る。「エッチ」から「歴史」まで沸き立つ疑問に様々な文献を繙いていく究極の蘊蓄読本。

目次

巨乳vs.小乳
恋は結婚の後で
愛人は宦官
フランス人はなぜキスが好きか
白木屋ズロース伝説について
女子の高等教育は国を滅ぼす?!
おままごとボーイの謎
変化するオス
シェーンは帰らない
「ズッズー」の文明衝突〔ほか〕

著者紹介

鹿島 茂 (カシマ シゲル)  
1949年横浜市生まれ。東京大学大学院修了。共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀のフランス文学。’91年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、’96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、’99年『愛書狂』でゲスナー賞、『職業別パリ風俗』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)