
フリアとシナリオライター
文学の冒険シリーズ
| 出版社名 | 国書刊行会 |
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| 出版年月 | 2004年5月 |
| ISBNコード |
978-4-336-03598-1
(4-336-03598-9) |
| 税込価格 | 2,640円 |
| 頁数・縦 | 475P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
結婚式当日に突然昏倒した若く美しき花嫁。泥酔して花婿を殺そうとする花嫁の兄。一体ふたりの間には何があったのか!?巡回中のリトゥーマ軍曹が見つけた正体不明の黒人。彼の殺害を命じられた軍曹は果して任務を遂行することができるのか!?ネズミ駆除に執念を燃やす男と彼を憎む妻子たち。愛する家族に襲撃された男は果して生き延びることができるのか!?ボリビアから来た“天才”シナリオライター、ペドロ・カマーチョのラジオ劇場は、破天荒なストーリーと迫真の演出でまたたく間に聴取者の心をつかまえた。小説家志望の僕はペドロの才気を横目に、短篇の試作に励んでいる。そんな退屈で優雅な日常に義理の叔母フリアが現れ、僕はやがて彼女に恋心を抱くようになる。一方精神に変調を来したペドロのラジオ劇場は、ドラマの登場人物が錯綜しはじめて…。『緑の家』や『世界終末戦争』など、重厚な全体小説の書き手として定評のあるバルガス・リョサが、コラージュやパロディといった手法を駆使してコミカルに描いた半自伝的スラプスティック小説。 |
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| 出版社 商品紹介 |
現代ラテンアメリカを代表する作家の軽妙なユーモアと諧謔をまじえつつ語られる、恋と芸術の青春グラフィティ。 |

