• 本

聞かせて、おじいちゃん 原爆の語り部・森政忠雄さんの決意

出版社名 国土社
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-337-31012-4
4-337-31012-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 159P 20cm

商品内容

文学賞情報

2022年 第46回 日本児童文芸家協会賞受賞

要旨

話したくない。あんなにおそろしくてつらいことは、早くわすれてしまいたい。だれにも語れず、決して消えずにくすぶり続ける原爆の思い出。ところが、自由研究にするから原爆の話をしてほしいと孫が言い出した。かわいい5年生の孫のお願いにとまどいながら、ソファに深くすわったおじいちゃんは、たんたんと語り始めた…。

目次

1 きっかけは、夏休みの自由研究
2 あの日のこと(1945年の広島)
3 おじいちゃんの決意
4 真夏の体育館で
5 『語り部』への道
6 おじいちゃんが語り部に?
7 おじいちゃんのなみだ
8 縁の下の力持ちに
9 思いが輪のように広がれば

著者紹介

横田 明子 (ヨコタ アキコ)  
1957年、東京都生まれ。学習院大学文学部卒業。第13回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話部門大賞受賞作『ば、い、お、り、ん』(BL出版)でデビュー。『四重奏(カルテット)デイズ』で第4回児童ペン賞少年小説賞を受賞。作品多数。一般社団法人日本児童文芸家協会理事
山田 朗 (ヤマダ アキラ)  
1956年、大阪府生まれ。明治大学文学部教授、平和教育登戸研究所資料館館長、歴史教育者協議会会長。博士(史学)。日本現代史・軍事史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)