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昭和三十年代主義 もう成長しない日本

出版社名 幻冬舎
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-344-01491-6
4-344-01491-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 410P 19cm

商品内容

要旨

「成長」が魅力を失ったいま、日本人が希求すべき生き方、それが昭和三十年代主義である―。日本人の希望と、日本が未来に生きる道を提示する、鬼才・浅羽通明の書き下ろし傑作評論。

目次

第1部 昭和三十年代主義とは何か(流行と批判―山崎貴監督「ALWAYS 三丁目の夕日」から考える
嗜好と思想―原恵一監督「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」から考える
協働とやりがい―橋本治『虹のヲルゴオル』ほかから考える
下町と恋愛―野村孝監督「いつでも夢を」から考える
消費と定常型社会―佐伯啓思『成長経済の終焉』から考える)
第2部 折り返し点を過ぎた日本(上昇志向とマスコミ幻想―宮部みゆき『模倣犯』から考える(前篇)
定番とキャラ社会―宮部みゆき『模倣犯』から考える(後篇)
地元つながりと普通―宮藤官九郎「木更津キャッツアイ」シリーズから考える
祝祭と共同体―岩本仁志監督「明日があるさ THE MOVIE」から考える
分際と演戯―山崎貴監督「ALWAYS 続・三丁目の夕日」&筒井康隆『美藝公』から考える)

著者紹介

浅羽 通明 (アサバ ミチアキ)  
1959年、神奈川県生まれ。「みえない大学本舗」主宰。著述業。81年、早稲田大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)