罪と音楽
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2009年9月 |
ISBNコード |
978-4-344-01731-3
(4-344-01731-5) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 222P 20cm |
商品内容
要旨 |
なぜ事件は起こったのか?絶頂からの迷走、転落、そして―。不世出の音楽家が、過去を省み、未来を考察しながら、偽らざる胸中と変わらない音楽愛をすべて明らかにした、奇跡を起こす再生の書。 |
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目次 |
第1章 奈落の底での出来事 |
おすすめコメント
「僕から音楽をとったら、何も残らなかった」なぜ事件は起こったのか?絶頂からの迷走、転落、そして――不世出の音楽家が、過去を省み、未来を考察しながら、偽らざる胸中と変わらない音楽愛をすべて明らかにした、書き下ろしエッセイです。 「何も考えるな。生きながらにして死ね」その声はいつも、頭の中に鳴り響いていた。 もはや限界を超えていた。もう愛することも愛されることも、実感できなくなっていた。それでも僕は、ただ音楽を作り続けた。ドラキュラは、日光を浴びると、一瞬にして灰になるという。あの頃の僕は、2年なり3年なりの時間をかけて、ゆるやかに灰になっていった。それが「生きながらにして死ぬ」ということだ。今回の事件で、僕はやっと髪の毛まで灰になれたのかもしれない。リセットとは、あらゆるレジェンドを無に帰するところまで落ちなければ、許されないものだった――。