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頂上至極

出版社名 幻冬舎
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-344-02842-5
4-344-02842-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 340P 20cm

商品内容

要旨

関ケ原の合戦から150年。徳川に歯向かった西軍として、いまだ敵視され続ける薩摩に非情な命が下る。天下の暴れ川・木曽三川の、絶対不可能とされる治水工事―。1000人の藩士が“薩摩の本気”を胸に秘め、一路美濃へ旅立った。これは形を変えた関ヶ原の戦い―。己の責務に命をかけた男が、艱難辛苦の末、辿りついた衝撃の結末!

おすすめコメント

関ヶ原の合戦から150年。徳川に歯向かった西軍として、いまだ敵視され続ける薩摩に非情な命が下る。天下の暴れ川・木曽三川の、絶対不可能とされる治水工事ーー。1000人の藩士が”薩摩の誇り”を胸に秘め、一路美濃へ旅立った。 これは形を変えた関ヶ原の戦いーー。己の責務に命をかけた男が、艱難辛苦の末、辿りついた衝撃の結末!宝暦三(1753)年、師走。薩摩藩に、御手伝い普請が命じられた。向かう先は200もの支流を持つ木曽三川。平田靫負は、総奉行として一路美濃へ。狡猾な輪中の民からの愚弄、積み重なる借財、故郷に残した妻子の苦渋、郡代や交代寄合との確執……。靫負は、果たして手伝い普請をやり遂げる事ができるのか!? 司馬遼太郎氏最後の書生にして、今最も注目されている村木嵐の傑作歴史ロマン。

著者紹介

村木 嵐 (ムラキ ラン)  
1967年、京都市生まれ。会社勤務を経て95年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなり、司馬氏の夫人である福田みどり氏の個人秘書も務めた。2010年、『マルガリータ』で第17回松本清張賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)