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うちの娘はAV女優です

出版社名 幻冬舎
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-344-03055-8
4-344-03055-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

「親公認」は売れるAV女優の必須条件だ。事務所へのお中元、お歳暮を欠かさない母親。父の暴力とお金のない家。母を守りたい一心だった娘。ファン向け動画についてアドバイスする父親。不特定多数を相手にする風俗よりAVのほうが安心だという親。52歳の人気AV女優が父親に打ち明けた理由…「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作!!

目次

親公認AV女優1 ギャラを親に堂々と仕送りできて嬉しい―涼木愛花(仮名)
親公認AV女優2 女はお金がないと強くなれない―沖田夏海(仮名)
親公認AV女優3 AV女優は今でも借金で苦しむ女性のセーフティネット―かなで自由
親公認AV女優4 アイドルに憧れて処女デビュー―西川希美(仮名)
親公認AV女優5 「オンナ」を最大限活かす職業の影―丘咲エミリ
親公認AV女優6 1本出たくらいで「AV女優」を名乗らないで―西内莉乃(仮名)
親公認AV女優7 AV女優を選んだ理由はセックスしたいから―さとう心愛(仮名)
親公認AV女優8 AVの仕事が最高の息抜き。キレイで強いビッチになりたい―成宮リリ(仮名)
親公認AV女優9 今は稼いで、いつか「普通のお母さん」になりたい―桜井あゆ
親公認AV女優10 「何かを残したい」。48歳独身でAV女優デビュー―一条綺美香

おすすめコメント

AV女優は、親も応援する普通の職業になったのだ。「裸を売る仕事」をめぐる親子関係、価値観の変容を浮き彫りにする衝撃作!     「お母さん、ごめんね。  ……でもどうして、謝らなくちゃいけないんだろう。」  ―――紗倉まな(AV女優)    「AV女優は別世界の存在ではない。  彼女たちの言葉には、常に現代社会が映し出されている。」  ―――中村淳彦(ルポライター)   性業界には、現在の変化がもっとも速く、顕著にあらわれる。では、親が応援するAV女優が増えていることは、何を意味するのだろうか。  本書は、「カラダを売る仕事」をめぐる社会の価値観、親子関係の変化を10人のAV女優のインタビューから浮き彫りにした。  同時に、彼女たちの言葉をよりわかりやすく理解するために、「AVアイドルの存在」「ギャラの実情」「女性たちの好奇心」など、「AV女優の仕事環境」がわかるコラムを収録。  女性たちの生き様、性に対する価値観はさまざまで、一筋縄ではいかない。それは本書のAV女優たちの言葉にもあらわれている。ある人にとっては、たくましい女性たちに思えるだろうし、ある人にとっては、彼女たちの性に引きずられることにいたましさを感じるかもしれない。  ただ、彼女たちの徹底したプロ意識には誰もが驚かされるのではないだろうか。  ここに「親公認」が生まれる理由があるのかもしれない。  現代の性意識の最先端を読み取れる衝撃の一冊。  ・「親公認」は売れるAV女優の必須条件。  ・事務所へのお中元、お歳暮を欠かさない母親  ・父の暴力とお金のない家。母を守りたい一心だった娘  ・ファン向け動画についてアドバイスする父親 ・不特定多数を相手にする風俗よりAVのほうが安心だという親  ・52歳の人気AV女優が父親に打ち明けた理由……

著者紹介

アケミン (アケミン)  
1978年生まれ。幼少期をアフリカ、メキシコ、ブラジルで過ごす。大学卒業後、映像翻訳のアシスタントや派遣事務を経て、2003年AVメーカー「DEEP’S」に就職。その後、「アイデアポケット」に転職、09年退社、フリーライターに転身。現在はスポーツ新聞でのコラムや男性誌でのAVレビューを主に執筆中。またイベント「スナックアケミン」も不定期開催。『うちの娘はAV女優です』がはじめての著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)