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ディレクターズ・カット

出版社名 幻冬舎
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-344-03167-8
4-344-03167-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 320P 20cm

商品内容

要旨

報道ワイド番組の人気コーナー「明日なき暴走」で紹介される、若者たちの繰り返す無軌道、無分別な行動が、じつは下請け制作会社の有能な突撃ディレクター仕込みのやらせだった。やらせディレクターはさらなる視聴率アップを狙い加速度的暴走を開始。職務停止に追い込まれながらも、警察の裏をかいて連続殺人鬼とコンタントをとり、しかもそれを映像に収めたいディレクターの思惑どおり、殺人鬼は生中継の現場に現れるのか!?ラスト大大大どんでん返しの真実と、テレビ人間の業に、読者は慄然とし言葉を失う!

おすすめコメント

大ベストセラー『葉桜の季節に君を想うということ』で読者の度肝を抜いた、本格ミステリの名手が仕掛ける驚愕の傑作クライムサスペンス! テレビのワイド情報番組の人気コーナー「明日なき暴走」で紹介された、若者たちが繰り返す無軌道、無分別な言動・行動が、じつは下請け番組制作会社の有能な突撃ディレクター仕込みのやらせだとわかったとき、無口で不器用かつネクラな若い美容師が殺人鬼へと変貌する。さらに視聴率アップを狙うディレクター自身が加速度的暴走を開始。静かなる殺人鬼は凶行を重ねる。警察の裏をかいて事件を収拾し、しかもそれを映像に収めようとするディレクターの思惑どおり生中継の現場に連続殺人鬼は現れるのか!? ラスト大大大どんでん返しの真実と、人間の業に、読者は慄然とし衝撃に言葉を失う!

著者紹介

歌野 晶午 (ウタノ ショウゴ)  
1988年『長い家の殺人』でデビュー。2003年発表の『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の各1位に選ばれ、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞する。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で2度目の本格ミステリ大賞を受賞(第10回)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)