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もろくて、不確かな、「素の自分」の扱い方

出版社名 幻冬舎
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-344-03669-7
4-344-03669-7
税込価格 1,320円
頁数・縦 143P 21cm

商品内容

要旨

誰もが自信のない、変な自分を抱えているよ。ベストセラー『ツレがうつになりまして。』『それでいい。』の細川貂々が、みんなの「素の自分」を聞いて見つけた、大事なこと。長く付き合う自分だから、ゆっくり、ゆっくり好きになろう。

目次

1 まんが家になっても、本名の私は、ずっとネガティブ思考クイーンだった―細川貂々の場合
2 「いつも元気だね」と言われるけれど、素の私は、無口で人見知りで人づきあいがコワイ―リンさんの場合
3 静かに生活したいけど、つまらない人間だと思われるのははずかしい―ゆっこさんの場合
4 「悪魔の自分」が本当の私。でも世間に見せるのは「天使の自分」―みに子さんの場合
5 トラブルを避けたくてガンコ者の自分をかくしてきた。でも少しは見せていいのかも―ポピーさんの場合
6 人から見えている「自分」もまちがいじゃないのかも、と思ってる―わたつみさんの場合
7 中身はいつも変わらない。外見だけ変えてONとOFFを切り替える―わこさんの場合
8 自分の中に「いじわるじゃない自分」がいるから心強い―ときこさんの場合
9 外では「見栄っぱりのヨロイ」を着て戦っているから本当につかれてしまう―エーデルさんの場合
10 「素の自分」は決まってない。自分で育てることができるから―きくちゃんの場合
「素の自分」を他人に見せるのははずかしい。だったら自分だけには見せようよ―まとめ

出版社・メーカーコメント

「素の自分」を隠したくなるのはみんな同じ! 怠け者、気弱、後ろ向き、人嫌い…恥ずかしい自分を抱えるすべての人へ。「本当の自分」にとらわれない、自分を肯定し、自信をつける実践的ヒント満載!小さいころから、母親から「あなたは何もできないから何もしなくていい」と言われてきた細川貂々さん。そのせいで自分に自信が持てません。漫画が売れても、映画化されても本名の自分は自信がないまま。あるとき、精神科医の先生に出会い、その原因が素の自分を大事にしてないからだと気づきます。それから、何者でもない素の自分を大事にするようになった貂々さん。そこで、いろんな人に、どんなふうに「素の自分」と付き合っているのかを聞くことにしました。そこでわかったのは、「素の自分」とは変で、いびつで、はかない存在だということ。体当たりで探した、「素の自分」を大事にしながら、自分を肯定するヒント。

著者紹介

細川 貂々 (ホソカワ テンテン)  
1969年生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動。パートナーのうつ闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』はベストセラーとなり、ドラマ化・映画化もされる。自身の経験をもとにした著作が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)