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吹上奇譚 第3話

ざしきわらし

出版社名 幻冬舎
出版年月 2020年10月
ISBNコード 978-4-344-03698-7
4-344-03698-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 180P 20cm
シリーズ名 吹上奇譚

商品内容

要旨

吹上町の夏が終わり、引きこもりの美鈴がミミのもとを訪れた。「部屋の中に子どもの霊がいるんだ。いつも夜になると出てくる」生も死も、過去も未来も溶け合う吹上町に、新たな風が巻き起こる―人智を超えた世界の理がしみじみと胸をうつ、大好評哲学ホラー。

出版社・メーカーコメント

生きていてほしい。それだけでいい。人智を超えた世界の理がしみじみと胸をうつ、大好評の傑作哲学ホラー。吹上町に夏が来て、引きこもりの美鈴がミミのもとを訪れた。「部屋の中に子どもの霊がいるんだ。いつも夜になると出てくる」生も死も、過去も未来も溶け合う吹上町に、新たな風が巻き起こるーー。吹上町の住人紹介ミミ 夢見と屍人使いの才能を持つ。双子の姉こだち 怪力の人気服飾デザイナー。双子の妹墓守くん 町の墓守兼フラワーアーティスト美鈴 墓守くんの彼女。腕利きの霊媒師まなび ミミとこだちの母。異世界人この町には「少し違う」形の人がたまに混じっている。

著者紹介

吉本 ばなな (ヨシモト バナナ)  
1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、海外での受賞も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)