• 本

ヤクザに学ぶ交渉術

幻冬舎アウトロー文庫

出版社名 幻冬舎
出版年月 2002年12月
ISBNコード 978-4-344-40312-3
4-344-40312-6
税込価格 671円
頁数・縦 274P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 日朝交渉もその場の雰囲気の?小泉さんに読ませたい交渉の極意

    力任せに思いがちな、ヤクザの交渉には綿密なテクニックがあった。!!事前の準備を万端にして、理論武装し、相手に言いたいことを言わせて、そこから隙をうかがう。何よりも相手の面子を潰すことなく、相手に逃げ場を残して解決すると、いうところは、大いに参考にしたい。情けない交渉でせっかく掴んだ日朝関係の改善を逃した、小泉さん。この本を読んでください。しかし命を懸けた交渉がつぶれたとき、武力勝負になるというヤクザの世界、これ国際社会と同じ?

    (2003年3月26日)

商品内容

要旨

ヤクザにとって交渉は命を賭けたもうひとつの抗争だ。絶対的不利の状況から大逆転を図り、黒を白と言いくるめる、その圧倒的な交渉術を支えるものとは?理論武装、いちゃもん、因縁、いいがかり、難クセ…様々なテクニックを駆使する交渉流儀には隠された秘訣があった!ヤクザ社会に精通した著者が書き下ろす現代人必読の実用的エッセイ。

目次

第1章 「掛けあい」はヤクザにおけるもうひとつの抗争である(掛けあいの極意は気合いである―絶対的不利の状況からの大逆転は可能か
掛けあいはとことん相手を追い込んではならない―一カ所逃げ道を作ってやる
“キッシンジャー”と呼ばれた極道 ほか)
第2章 脅しのテクニック―白を黒といいくるめる交渉術
第3章 現代ヤクザの交渉流儀(ブロック制に見るケーススタディ
盃外交という危機管理
仲裁人という名のネゴシエイター)

著者紹介

山平 重樹 (ヤマダイラ シゲキ)  
1953年山形県生まれ。法政大学卒業後フリーライターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)