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『資本論』も読む

幻冬舎文庫 み-15-1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-344-41349-8
4-344-41349-0
税込価格 628円
頁数・縦 317P 16cm

商品内容

要旨

「せめて『資本論』を読んでから死にたい!」。憧れの気持ちは強くとも、歴史的大著の前では常に挫折の繰り返し。人生数度目の挑戦でも、長い序文が、他の原稿が、演劇の公演が、日常の雑事が、またも行く手を阻む。果たして今回は読み終わるのか―。「わからない。わからない」とつぶやきながら『資本論』と格闘する日々を綴る異色の七転八倒エッセイ。

目次

せめて『資本論』を読んでから死にたい
「なんだこれは」とマルクスは驚いた
この栓抜きを作るのに四十年かかった
むさぼり食う主人は「商品」は作らない
誰も「クイズ王」とは呼ばれたくない
わかる瞬間がわかりたい
人はときに「価値魂」に侵される
リンネルのやつは思想まで持つ
重量、ちゃんと磨いとけよ
マルクスは汗にロマンを見いださない〔ほか〕

著者紹介

宮沢 章夫 (ミヤザワ アキオ)  
1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家。「遊園地再生事業団」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)