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その後とその前

幻冬舎文庫 さ-8-10

出版社名 幻冬舎
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-344-42373-2
4-344-42373-9
税込価格 594円
頁数・縦 238P 16cm

商品内容

要旨

東日本大震災が起こる一年前と、被災から半年後。「この国」を思う二人が、今、日本人はどう生きるべきかを語り尽くした。放射能の恐怖、被災地でのスキンシップ、戦争と死、老人の力、忘己利他の教え、自殺と出家…。変わるべきことは、何か。変わってはいけないことは、何か。過激で愛に満ちた叱咤とエールが詰まった、必読の書。

目次

第1章 生きるために捨てる。(その後 原発ショック立ち。
その前 捨てる勇気。 ほか)
第2章 想像できない苦しみがあることを知る。(その後 放射能という目に見えない恐怖。
その前 才能を出し尽くして死ぬ。 ほか)
第3章 感謝して生きる。(その前 謝り方の下手な日本人。
その後 お金の問題。 ほか)
第4章 許されて生きる。(その後 日本復活。
その前 老人の力。 ほか)
第5章 生きるために忘れる。(その後 政治に文句を言わない若者。
その前 不犯の高僧。 ほか)

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年徳島生まれ。作家・僧侶。本名・晴美。63年「夏の終わり」で女流文学賞受賞。73年出家得度。「花に問え」で谷崎潤一郎賞、「場所」で野間文芸賞、「風景」で泉鏡花文学賞など、数々の賞を受賞
さだ まさし (サダ マサシ)  
1952年長崎生まれ。シンガソングライター・作家。72年に「グレープ」を結成、「精霊流し」などが大ヒット。76年、グレープを解散、ソロデビュー。2001年、初小説『精霊流し』を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)