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私たちはどこから来て、どこへ行くのか

幻冬舎文庫 み-32-1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-344-42600-9
4-344-42600-2
税込価格 880円
頁数・縦 499P 16cm

商品内容

要旨

進む社会の分断。台頭する排外主義とポピュリズム。基本的人権・民主主義という我々の拠って立つ価値が足元から揺らぐ今、不安と絶望を乗り越えて社会を再構築する一歩は、「私たちはどこから来たのか」を知ることから始まる―サブカルチャー、社会問題からアカデミズムまで、戦後日本の変容を鮮やかに描ききった、宮台社会学の精髄。

目次

第1章 時代―“終わりなき日常”が永久に終わらないのはなぜか
第2章 心の習慣―震災で露呈した“民度の低さ”と“悪しき共同体”
第3章 文化―平成のサブカルチャー史と、社会システムの自己運動
第4章 社会―若い世代の感情的困難と、それをもたらす社会的位相
第5章 技術―ネット社会における全体性の消失とパラドクスの増殖
第6章 政治―日本社会再設計に立ち塞がる数多の勘違いを排除する
第7章 全体―私たちは、どこから来て、どこへ行くのか

著者紹介

宮台 真司 (ミヤダイ シンジ)  
1959年生まれ。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了(社会学博士)。権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの分野で言論活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)