• 本

モネのあしあと

幻冬舎文庫 は−25−4

出版社名 幻冬舎
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-344-43079-2
4-344-43079-4
税込価格 693円
頁数・縦 150P 16cm

商品内容

要旨

マネ、ドガ、ルノワール。誰もが知る「印象派」だが、モネの『印象‐日の出』が「印象のままに描いた落書き」と酷評されたのがはじまりだ。風景の一部を切り取る構図、筆跡を残す絵筆の使い方、モチーフの極端な抽象化など、まったく新しい画法で美術界に旋風を巻き起こしたモネ。その波乱に満ちた人生を、アート小説の旗手が徹底解説。

目次

クロード・モネの関連地図
プロローグ 私とモネとの出会い
第1章 モネが生きた新しい時代
第2章 印象派絵画の新しさ
第3章 モネのあしあとを追って
第4章 小説『ジヴェルニーの食卓』について
第5章 マハによるモネのあしあと案内
エピローグ いま、改めてモネと出会う意味
花は咲いている―あとがきにかえて

著者紹介

原田 マハ (ハラダ マハ)  
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞受賞。17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)