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思い出菓子市

幻冬舎時代小説文庫 く-2-9 お江戸甘味処谷中はつねや

出版社名 幻冬舎
出版年月 2021年6月
ISBNコード 978-4-344-43098-3
4-344-43098-0
税込価格 803円
頁数・縦 316P 16cm

商品内容

要旨

江戸の老舗七軒と見本市へ見世を出す新参者はつねや。音松とおはつ夫婦はそこで客のうっすらした記憶の中の「思い出菓子」の注文を受けることにした。初日、二日目、思い出菓子に客はない。最終日ようやく訪れた武家の妻が「長崎奉行所に勤めに出た、早逝した父の土産の、名も知らぬ焼き菓子がまた食べたい」と言う。夫婦は思い出の味の謎を解けるか?

著者紹介

倉阪 鬼一郎 (クラサカ キイチロウ)  
1960年三重県生まれ。早稲田大学大学院中退。草創期の幻想文学会に参加。87年『地底の鰐、天上の蛇』でささやかにデビュー。97年『百鬼譚の夜』で再デビュー。ホラー、ミステリ作品のほか、近年は時代小説のジャンルにも進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)