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男の業の物語

幻冬舎文庫 い−2−16

出版社名 幻冬舎
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-344-43159-1
4-344-43159-6
税込価格 649円
頁数・縦 276P 16cm

商品内容

要旨

著者は、男の最高の美徳とは何かについて三島由紀夫氏と対談した時、期せずして「自己犠牲」で意見が一致したと語る。男だけが理解し、共感し、歓び、笑い、泣くことのできる世界。そこには女には絶対にあり得ない何かがある。執念、友情、死に様、責任、自負、挫折、情熱、変節…42の鮮烈なエピソードが紡ぎ出す究極のダンディズム。

目次

友よさらば
死ぬ思い
男の執念
片思い
安藤組と私
博打
秘めたる友情
男の面子に関わる会話
男の美徳
臆病の勇気
遊びの神髄
果たし合い
無類な旅
男の自負
男の遊び場
男の約束
男の兄弟
暗殺された友
人生の失敗
男の就職
男の気負い
男の功名心
死に際
男と金の関わり
仲間の訃報
男の強かな変節
惨殺の系譜
男にとっての海
男の一物
スタッグ
挫折と人生
初体験
自然現象との関わり
男の気負い2
男の意地 国家の意地
男の覚悟
手強い相手
今は昔、スポーツカーノスタルジー
スポーツの効用
男の傷
喧嘩
女を捨てる

出版社・メーカーコメント

著者は、男の最高の美徳とは何かについて三島由紀夫氏と対談した時、期せずして「自己犠牲」で意見が一致したと語る。男だけが理解し、共感し、歓び、笑い、泣くことのできる世界。そこには女には絶対にあり得ない何かがある。執念、友情、死に様、責任、自負、挫折、情熱、変節……42の鮮烈なエピソードが紡ぎ出す究極のダンディズム。

著者紹介

石原 慎太郎 (イシハラ シンタロウ)  
1932年神戸市生まれ。一橋大学卒。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」で第一回文學界新人賞を、翌年芥川賞を受賞。ミリオンセラーとなった『弟』や2016年の年間ベストセラー総合第一位に輝いた『天才』など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)