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坂東玉三郎 歌舞伎座立女形への道

幻冬舎新書 な−1−6

出版社名 幻冬舎
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-344-98170-6
4-344-98170-7
税込価格 990円
頁数・縦 339P 18cm

商品内容

文学賞情報

2012年 第12回 日本文芸アカデミー賞 大賞(2014年14回で終了)受賞

要旨

不世出の女形、六代目歌右衛門が劇界に君臨する一九七〇年代、類稀な美を煌めかせ、五代目玉三郎は現れた。三島由紀夫らに見出された彼は、目映い美貌とその才能で、大衆から熱狂的な支持を得る。一方。女帝・歌右衛門をなお「至高」と讃える劇評家たちは、玉三郎を酷評し、女帝も彼を拒絶し続けた。かつて伝統と秩序の中で疎んじられた玉三郎は、いま立女形として劇界の頂点にいる。これは未曾有の奇跡なのだ。彼はいかにして歌舞伎座のトップに上りつめたか―。葛藤と相克の四十年。

目次

第1章 玉三郎と三島由紀夫―莟の花の発見〜一九七〇年(澁澤龍彦の玉三郎「発見」
国立劇場と歌舞伎座 ほか)
第2章 玉三郎と守田勘彌―深謀遠慮の時期一九七〇〜七五年(海老玉として売り出す
守田勘彌家の歴史 ほか)
第3章 玉三郎と歌右衛門―立ち塞がる女帝一九七五〜八五年(第一節桜姫―一九七五年
第二節シェイクスピアと泉鏡花と三島由紀夫―一九七六〜七八年 ほか)
第4章 玉三郎とさまざまな世界―歌舞伎を越えて一九八六〜二〇〇一年(歌舞伎と新派以外の玉三郎
クラシック音楽とバレエと玉三郎 ほか)
エピローグ 歌舞伎座さよなら公演―あるいは御家再興二〇〇九〜一〇年

著者紹介

中川 右介 (ナカガワ ユウスケ)  
1960年生まれ。編集者、文筆業。早稲田大学第二文学部卒業後、クラシック音楽・歌舞伎を中心に、膨大な資料を収集し、比較対照作業から見逃されていた事実を再構築する独自のスタイルで精力的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)