第九 ベートーヴェン最大の交響曲の神話
幻冬舎新書 な-1-9
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2011年11月 |
ISBNコード |
978-4-344-98238-3
(4-344-98238-X) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 277P 18cm |
商品内容
要旨 |
クラシック音楽において「第九」といえば、ブルックナーでもマーラーでもなく“ベートーヴェンの”交響曲第九番のこと。日本の年末の風物詩であるこの曲は、欧米では神聖視され、ヒトラーの誕生祝賀、ベルリンの壁崩壊記念など、歴史的意義の深い日に演奏されてきた。また昨今は、メータ指揮のN響で東日本大震災の犠牲者追悼の演奏がなされた。ある時は祝祭、ある時は鎮魂―そんな曲は他にない。演奏時間は約70分と長く、混声合唱付きで、初演当時は人気のなかったこの異質で巨大な作品が「人類の遺産」となった謎を追う。 |
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目次 |
第1章 「第九」の誕生―ベートーヴェンと美人歌手 |