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だから古典は面白い

幻冬舎新書 の-3-1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-344-98587-2
4-344-98587-7
税込価格 924円
頁数・縦 281P 18cm

商品内容

要旨

古典には仕事と人生のすべてが詰まっている。無類の読書家・経済学者の面白くて役立つ本の読み方。

目次

第1章 ドラッカーを読むより聖書を読もう
第2章 ビジネス書を読むより『戦争と平和』を読もう
第3章 ノウハウ書を読むより『マクベス』を読もう
第4章 アンチエイジングでなく『ファウスト』を読もう
第5章 アンナ・カレーニナの世界
第6章 奇跡をめぐる聖書の秘密
第7章 歴史ほど面白い物語はない
第8章 現実にはありえない世界で遊ぶ
第9章 だから古典はためになる

おすすめコメント

「最近、本の質が落ちた」と感じる人が多いと聞く。無類の読書家であり経済学者の著者は、そんな人にこそ「古典を強くすすめる」という。「古典に新しい情報はない」と思うのは早計だ。組織のメカニズムを知りたければトルストイの『戦争と平和』、人を説得する術を知りたければシェイクスピアの『マクベス』。人が作った組織や人間の心理は昔から基本的に変わっておらず、トルストイやシェイクスピアといった洞察力を持った作家が書いたものは、現代人に多くのことを示唆するのだ。著者が推薦する本を読めば、そのめくるめく世界観に心浮き立つだけでなく、仕事で役立つ知識も身につくこと、請け合い!

著者紹介

野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)  
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省。72年エール大学のPh.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2017年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。著書に『情報の経済理論』(東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、吉野作造賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)