さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか
幻冬舎新書 さ-6-2
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2022年5月 |
ISBNコード |
978-4-344-98656-5
(4-344-98656-3) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 219P 18cm |
商品内容
要旨 |
グローバリズムの矛盾が露呈し、新型コロナに襲われ、ついにはプーチンによる戦争が始まった。一体何が、この悪夢のような世界を生み出したのか―自由、人権、民主主義という「普遍的価値」を掲げた近代社会は、人間の無限の欲望を肯定する。欲望を原動力とする資本主義はグローバリズムとなり、国益をめぐる国家間の激しい競争に行き着いた。むき出しの「力」の前で、近代的価値はあまりに無力だ。隘路を脱するには、われわれの欲望のあり方を問い直すしかない。稀代の思想家による絶望と再生の現代文明論。 |
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目次 |
序章 「ロシア的価値」と侵略 |
出版社・メーカーコメント
グローバリズムの矛盾が露呈し、新型コロナに襲われ、ついにはプーチンによる戦争が始まった。一体何が、この悪夢のような世界を生み出したのか――自由、人権、民主主義という「普遍的価値」を掲げた近代社会は、人間の無限の欲望を肯定する。欲望を原動力とする資本主義はグローバリズムとなり、国益をめぐる国家間の激しい競争に行き着いた。むき出しの「力」の前で、近代的価値はあまりに無力だ。隘路を脱するには、われわれの欲望のあり方を問い直すべきではないか。稀代の思想家による絶望と再生の現代文明論。