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稽古の思想

出版社名 春秋社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-393-31303-9
4-393-31303-8
税込価格 2,200円
頁数・縦 181P 20cm

商品内容

要旨

「稽古」とはいかなる思想か。そこに秘められた「智恵」が意味するものとは。「稽古」を知の地平に解き放ち、こころとからだと世界のありかを探る、注目の書。

目次

1 うまくゆく時、ゆかぬ時(「気にする」のか「気にしない」のか)
2 スキルとアートと脱学習(スキルとアート
「似得る」―世阿弥の知恵(1)
脱学習unlearn)
3 型と身体(からだ―生きられる身体
型の稽古―ハプニングに対応する身体を育てる
心身一如)
4 身体知と特殊な二重性(二重の見)(フローとゾーン
離見の見―世阿弥の知恵(2)
場のポテンシャルエネルギー)
5 稽古とその成就(成就と日常
修証一等)

おすすめコメント

「稽古」とはいかなる思想か。武道や芸道などの道の思想とはどう関係するのか。修行や修養、はたまた練習、レッスン、トレーニングとは、どうちがうのか、どう同じなのか。そこに秘められた「智恵」が意味するものとは。「稽古」を知の地平に解き放ち、東洋的心性のありかを探る。東洋的身体知の世界を開く注目の書。

著者紹介

西平 直 (ニシヒラ タダシ)  
1957年生まれ。信州大学、東京都立大学、東京大学に学び、立教大学、東京大学に勤務の後、2007年より京都大学教育学研究科教授。専門は、教育人間学、死生学、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)